北見市で二地域居住の実証調査が行われ、参加者が白菜の収穫体験をした。きょうの農業体験はテレワークの普及に取り組む北見市の会社が地方ならではの活動として企画した。参加したのは東京のコンサルティング会社に勤める畑中恵美さん。畑中さんは今月17日から北見市の空き家に滞在して、テレワークをしながら二地域居住でのメリットとデメリットを明らかにするための調査に参加している。この調査は二地域居住を促進するため国土交通省が、北見市を含む全国6つの取り組みに事業費を補助している。企画した会社は二地域居住を進めていくため地元企業などとも連携して車の運転免許がない人への交通手段の確保といった生活支援の体制づくりも進めたい考え。