現職と新人2人の争いとなった千葉市長選挙は無所属で現職・神谷俊一氏の2回目の当選が確実になった。開票はまだ始まっていないが、NHKの事前の情勢取材やきょう投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、新人の寺尾賢氏らを大きく引き離して極めて優勢となり当選確実。神谷氏は1996年に当時の自治省に入り、2013年から5年間、千葉市で副市長などを務めたあと前回の市長選挙で初当選。選挙戦で神谷氏は県と連携して防災対策を強化するなどした1期目の実績をアピールするとともに、子育てと仕事が両立できるまちづくりや企業誘致による雇用の創出などを訴えた。