午前6時50分、千葉・西船橋駅前。早朝から大行列ができる「ハマヤ」。ショーケースに並べられているのは約17種類限定200個の手作りサンドイッチ。どれもお値打ち価格で大ボリューム。一番人気はたまごサンド。詰めに詰め挟んだ量は約200グラムで300円。定番のツナは缶を1個分使用。溢れんばかりの量で320円。季節のフルーツは今が旬のいちごがたっぷり入って370円。全200個のサンドイッチが開店から約1時間の午前8時前に売り切れ。大人気のサンドイッチを作るのは店主・長谷川浩之さん。安くてうまい秘密は真夜中にあった。午前2時、長谷川さんの1日は開店の4時間前からスタートする。コロナの影響もあり家族で長年営んできた居酒屋を閉店。偶然目にしたのがサンドイッチ。キラキラ見えたというか楽しかったという。お客さんへの恩返しはボリュームに。”優しくホッとする味”を目指し、全て手作業でほとんど1人で行う。午前5時半、出来たサンドイッチを陳列。平日の早朝にも関わらず開店前から行列が。この日は3時間で完売。店主は「本当に感謝の気持ちでいっぱいですね。1人でも多くのお客様にうちのサンドイッチを食べてもらいたいという気持ちだけでやっていきたい」と話した。