大学生の息子がオンラインカジノで借金を抱えたという母親を取材。息子はギャンブル依存症で今も入院して治療中とのこと。母親は当初借金も知らず、違法性の認識もなかったという。その後息子はうつ病を発症し、この頃に息子の借金を知ったそう。その後も無断で母親のカードを使用し、借金は140万円にまで膨らんだ。母親が息子の電話を取り上げるとセールスの電話が次々とかかってきて恐ろしく感じたとのこと。ギャンブル依存症の支援団体には2年ほど前から親からの相談が増えているそうで、若い世代がゲーム感覚で手を出し、家族も気づかないケースが多いという。きのう都内の会社で開かれた新入社員研修で警視庁が講座を開催し、オンラインカジノが「賭博罪」に当たることや依存症になるスピードが速いことなどを説明した。