年金制度改革についての視聴者からの質問に社会部デスク・牛田正史が答える。「現在扶養内で働いています。パートでもたくさん働いて会社の厚生年金に入ったほうが将来もらえる年金は増えるのでしょうか?」、厚生年金に加入すればもらえる年金は増えるが、現在扶養なのであれば保険料を支払う必要が出てくる。年収120万円の方は1年で500円、20年で9900円増える。年金保険料は月9000円。「年金は(新年度から)1.9%アップするらしいですが、変動するなら下がることもありうるでしょうか?」、下がることもある。年金の支給額は増加するが、2022年度は0.4%引き下げられている。物価と賃金が上がると年金が増額され、下がると減額される。「年支給開始を65歳からにするか減額されても早期にもらうか、どちらがいいかわかりません」、どちらがいいとは一概に言えない。いつまで働くのかがポイント、働くのをやめたときに年金をもらうのが考え方、早く年金をもらったら金額はどうなるのか?を知っておくことが大事。厚生労働省の公的年金シュミレーターではもらえる年金額を確認することができる。「ねんきん定期便にはこれまでの保険料の納付累計額が記載されていますが、これは自分が納めてきた額の累計だと思っていいですか?」、記載されているのは本人が負担した分。実際に受け取る年金は事業者が払った保険分もセットで計算していく。