昨日、農林水産省は、3月に小売店で販売された米の価格が去年の同月比1.8倍であることを発表した。また、先月13日までの4週間に、備蓄米を引き渡した量を発表した。3月に放出した備蓄米約21万トンのうち、JA全農などの集荷業者に引き渡されたのは全体の約65%の約13万8000トンで、スーパーなどの小売業者には約1.4%の3005トンしか引き渡されていないという。また、卵も価格の高止まりが続いている。東京・武蔵野市の「吉祥寺TKG たまごのおはなし」では、去年11月に一部商品を値上げし、価格維持のために光熱費の節約などをしているという。専門家は、GW明けに備蓄米が出回るとしており、農水省も高値が続くものの供給量は回復し、徐々に価格は落ち着くとしている。
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