今回取材したのは味の素。食品メーカーとAIで、アミノ酸を用いて作られた半導体部品に使われる絶縁フィルムを開発した。半導体と半導体の間には絶縁フィルムを挟んでいるが、味の素は半導体絶縁フィルムで世界シェア95パーセントとなっている。絶縁フィルムを含む事業分野の利益は655億円で昨年比から約20パーセント上昇。会社全体の利益の約3割を占めている。味の素は1999年にフィルムを開発し、パソコンの性能があがるたびに生産が増えている。全体の業績を大きく支える存在になっている。味の素は2030年までに250億円規模の設備投資をする方針で生産能力を現在の1.5倍に増強する計画となっている。他にもTOTOは陶器の製造技術を生かし半導体の回路を削り出す工程に使われるセラミック製品を手掛けている。昨年度営業利益が289億円と更なる需要を見込んで設備投資を強化する。
