しかし天然ガスについては、侵攻前にロシアからのパイプライン経由で全体の40%以上を輸入していた。しかし制裁を理由にロシアがドイツ向けのパイプラインによるガスの供給を停止した。ドイツではエネルギー価格の上昇によりGDPは2023年、24年はマイナスとなった。スロバキアでは国内のガス需要の3分の2をウクライナ経由のロシア産で賄ってきた。ウクライナがロシアの収入源を減らすために契約を延長せず、先月からロシアが供給を停止した。スロバキアのガス会社は残るトルコ経由のパイプラインなどで調達を進めているがコストが上昇している。