阿部麗也選手はIBFフェザー級で世界ランキング1位である。去年4月元世界チャンピオンに勝利し世界タイトルへの挑戦権を初めて掴んだ。阿部麗也選手はトラック部品の大手メーカーに務める会社員でもある。阿部麗也選手はボクシングを高校の部活動で始めた。しかし3年間の戦績は7勝8敗であった。高校卒業後は神奈川県の会社に就職した。就職後まもなく現在所属するジムに入会をしたが目的は運動不足の解消であった。阿部選手をプロの道に誘ったのが片渕会長であった。会長は「そのころ日本3位の選手がいたんですようちその選手と平気でマスボクシング軽く当てるやつは平気でてきた」などと話した。阿部選手はプロデビュー後も仕事は休まず勤務終了後にジムに通い1日2~3時間ほどの限られた時間で練習に取り組んできた。阿部選手を会社も応援し試合会場では同僚などが声援を送り職場でも阿部選手が休日出勤をしなくてもいいよう協力したという。阿部選手はおととし日本とアジアパシフィックの王者となった。世界戦は3月3日。