イスラエルのネタニヤフ首相は26日、国連総会の一般討論で演説し、イギリスやフランスなどが相次いでパレスチナ国家を承認したことに対し、「狂気の沙汰だ」と痛烈に批判した。国家の承認によって「ユダヤ人を殺害すれば報われるとのメッセージを送った」と主張した。イスラエルとパレスチナの2国家共存は容認しないと改めて強調し、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を強める姿勢を示した。国連本部の周辺では大勢のデモ隊が戦闘の終結を訴えた。トランプ政権はガザ停戦に向け21項目の計画を策定しているが、イスラエルメディアは28日、ネタニヤフ首相がアメリカ側に修正を迫る可能性があると首相に近い筋の話として報じた。29日にはトランプ大統領とネタニヤフ首相の首脳会談が予定されているが、協議は難航するおそれがある。
