住宅の購入を決めた人を調査、2組は変動金利を選択して住宅ローンを組むという。オープンハウス営業部の赤塚さんは「(弊社は)約9割が変動金利、金利上昇で漠然として不安が多くかけ込み需要が増えた。購入者は去年同時期に比べ2割りほど増加」とした。固定・変動のメリット・デメリットについて加谷珪一さんは長期金利が上がる理由は高市積極財政がキーワードになるとした。11月28日に補正予算案が閣議決定、国債発行額が11.6兆円で昨年度補正の倍近くになっている。たくさん発行すると価値が下がり結果長期金利が上がり、住宅ローンの固定金利が上がり変動金利も上がる見立てという。変動金利は動くものとの前提があるが1985年以降1990年から1991年1月にかけて8.5%、現在変動が2%にあがっている事態になっていて固定も上がってくるが固定は据え置くものなので変動が上がる前に組めば低い利率でできそうとのこと。加谷さんは「変動の人は固定に換える選択肢もあるが…」塚越さんは変動が今の固定を上回るかもしれない、家計として払うのが難しいなら今の金利で固定を選ぶ方がブレはなくなるとした。加谷さんは変動が固定を上回ることは0ではないが滅多にない、人によっては10年後上回ることはあり判断が難しいなどと話した。これから住宅を購入する人に住宅ローン減税が5年延長される動きがある。年末のローン残高0.7%分を一定期間所得税などから減税する制度で適用期限が今年の年末だったが政府・与党が5年延長する方向で調整に入った。条件は床面積は住宅価格高騰などとともに狭い住宅が増える中減税の適用対象を50平方mから40平方m以上に緩和する方針、中古住宅については流通を進めるために借入限度額の上限を引き上げる方向で調整、現行制度では省エネ性能が高い住宅にn対する3000万円が最大となっている。
