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「多孔性金属錯体」 のテレビ露出情報

京都大学理事の北川進さんは多孔性金属錯体を開発した功績でノーベル化学賞の受賞が決まった。活性炭の穴は不均一で取り込む気体の量に限界があるがこれに対し多孔性金属錯体は穴は均一で大きさを変えられることからにおい・有害ガスなどを大量貯蔵が可能。すでに国内では京大発のベンチャーがこの材料で従来の5分の1のサイズで同じ量の貯蔵が可能なガスボンベの開発を進めている。さらにCO2の貯蔵に使おうという取り組みが注目されている。多孔性金属錯体の開発のきっかけは研究者の直感だったという。北川さんは金属と有機物の錯体の電気を通す性質に注目したが、材料を解析する待ち時間に学生と議論し穴自体に着目。2年間試行錯誤し1997年に多孔性金属錯体にたどり着いた。
自然科学系の日本のノーベル賞受賞者は27人で世界5位。今世紀に限れば21人で世界2位。しかしノーベル賞の実績の多くは20年以上前のもので過去の研究力の高さを示すもの。現在は日本の研究力は低下する一方。引用数が上位10%に入る論文の国別ランキングは順位を下げて2021~2023年の平均は13位に転落。大学の博士課程の入学者は2003年度をピークに減り続けている。背景にあるとされるのは国が進めてきた研究の選択と集中の政策。政府はようやく巻き返しに動き始めている。国際卓越研究大学制度を創設したが支援大学は論文数が多い上位の数校に限られる見込み。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年10月9日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
京都大学理事の北川進さんは多孔性金属錯体を開発した功績でノーベル化学賞の受賞が決まった。活性炭の穴は不均一で取り込む気体の量に限界があるがこれに対し多孔性金属錯体は穴は均一で大きさを変えられることからにおい・有害ガスなどを大量貯蔵が可能。すでに国内では京大発のベンチャーがこの材料で従来の5分の1のサイズで同じ量の貯蔵が可能なガスボンベの開発を進めている。さら[…続きを読む]

2025年10月9日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
ノーベル化学賞に選ばれた北川進さん。京都大学で会見に臨み開発した材料の普及に向け意気込みを語った。多孔性金属錯体は有害物質回収や水素貯蔵など環境・エネルギー分野などで期待される。神戸のスタートアップ企業はインドネシアで実証実験を始めていて、社会課題の解決にも貢献できるとしている。京都大学の伝統を受け継いできた北川さん。若い研究者に対して「諦め気分にならずます[…続きを読む]

2025年10月9日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
ノーベル化学賞の受賞者に選ばれた北川進さん。開発した「多孔性金属錯体」は、ナノサイズの極めて小さな穴を持った物体。穴の大きさを自由に設計でき、狙った分子や気体だけを選んで取り込むことができる。水に含まれる有害物質を取り除くことなどに活用が期待される。北川さんは会見で「発表当初は非常に叩かれた」とし、当時の思いを「一切揺らがず進めていこうという気持ちでいた」と[…続きを読む]

2025年10月9日放送 17:00 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
ノーベル化学賞の受賞者に京都大学の北川進さんが選ばれた。北川さんが開発した多孔性金属錯体は金属イオンと有機分子が自ら規則正しく結びついてできる無数の穴を持った物質。ジャングルジムのような立体的な構造となっている。穴の大きさや性質を自在に設計することが可能。特定の分子などを取り込んで貯蔵したりすることなどもできる。有害物質の回収など、環境・エネルギーの分野での[…続きを読む]

2025年10月9日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ3コマ
ノーベル化学賞に北川進さんが受賞。北川さんが発見した多孔性金属錯体とは、ナノサイズの穴が無数にある構造に、狙った気体を大量に閉じ込めることができる。大気中の二酸化炭素などを吸着し、気候変動の問題解決につなげたり、すでに海外で実用化されているのは果物の鮮度を保つことができる。会場では多くの学生がつめかけたりと、慕われていることがわかる。

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