香川・多度津町からの中継。大規模な災害が起きたときに必要になる避難所や仮設住宅などの避難先について。避難先の生活環境の向上が課題となる中、その新たな選択肢として注目されるあるものを作る場所に高松放送局の漆原アナウンサーがいる。木目調のおしゃれな空間、とても静かで落ち着く。建物の中ではない。移動させることができるトレーラーハウス。車両として国土交通省の認可を受けているため一般の車でけん引して公道を走行することができる。きょう来ているのは香川県多度津町にあるトレーラーハウスを製造販売する企業。展示車が5台止められている。元日に発生した能登半島地震の被災地ではこうしたトレーラーハウスが被災された方の仮設住宅として、さらに全国から応援に訪れた自治体職員の拠点としても活用された。会社で作っている一番大きな車両。全長11メートルもある。天井も高くて開放感がある。リビングにはソファ、そして机を置いてもゆったりとしたスペースがある。さらにはシステムキッチンもある。扉を開けると、両脇にはトイレとシャワーがあって奥には寝室。大きなベッドを置いても余裕がある。不自由なく過ごせる空間が広がっている。こうして進化するトレーラーハウス、どのように作られているのか事前に取材してきた。