高止まりが続いているコメ価格について、江藤農水相に聞く。古古米については、試食会では区別がつかないという意見が大層だったという。水分を含みづらいところが若干あるかもしれないが、多分わからないだろう、品質的には問題ない、などと話した。買い戻しについては、備蓄米はいざという時に備えなければいけないため、買い戻さなければならない。これは国民との約束であるなどと答えた。落札条件の緩和により競争が起こりかえって価格が上がるのではないかという見方もある。これについては国有財産を放出する場合は競争入札に臥すというのが大原則であり、曲げられなかったなどと説明した。下がることが期待できるか?の問いには「私はそう思っています」と答えた。
各地のJAでは農家に前払いする概算金を去年と比べて3~4割引き上げる動きが広がっている。これからのコメ価格について、江藤農水相は概算金の上に清算金があり、これが乗るかどうかも1つのポイントだとした。一方で江藤農水相が懸念しているのが飼料用米が主食用へ転換されていることだという。「供給過剰になると逆の心配もないこともない」などと話した。後継者不足については「まずは米を作ることができる水田がどれぐらいあるか。水田活用直接交付金の見直しを決めた。飼料米を主食に回すと大体800万トン、麦大豆も主食用に回ると1000万トン作る余力がある」などと答えた。国民の期待に応えていけるのか?の問いには「応えていきたいと思っている。思い切った農政の転換が必要。一番の農政の改革で利益を得るのは農家ではない。農業を守り食料自給率を上げて食料安全保障を確立することで一番利益を得るのは国民全体である。こういった改革のためにこれから5年間は集中的な改革期間として、そして8年度の予算要求は思い切ってしようと思っている」などと答えた。
各地のJAでは農家に前払いする概算金を去年と比べて3~4割引き上げる動きが広がっている。これからのコメ価格について、江藤農水相は概算金の上に清算金があり、これが乗るかどうかも1つのポイントだとした。一方で江藤農水相が懸念しているのが飼料用米が主食用へ転換されていることだという。「供給過剰になると逆の心配もないこともない」などと話した。後継者不足については「まずは米を作ることができる水田がどれぐらいあるか。水田活用直接交付金の見直しを決めた。飼料米を主食に回すと大体800万トン、麦大豆も主食用に回ると1000万トン作る余力がある」などと答えた。国民の期待に応えていけるのか?の問いには「応えていきたいと思っている。思い切った農政の転換が必要。一番の農政の改革で利益を得るのは農家ではない。農業を守り食料自給率を上げて食料安全保障を確立することで一番利益を得るのは国民全体である。こういった改革のためにこれから5年間は集中的な改革期間として、そして8年度の予算要求は思い切ってしようと思っている」などと答えた。