野球で使われる言葉についての「なんでなん?」を紹介。「全員野球」「変化球」「トップバッター」など。街でも調査すると多く使われていることが分かる。吉本新喜劇のスーパー座長こと内場勝則さんも、先月の内場さんへのインタビュー中、低迷していた新喜劇の改革の話の中で野球用語を連発していた。さらに調べると企業の会見でも野球用語が使われていることが分かった。大阪大学大学院人文学研究科・榎本剛士准教授に聞くと、娯楽といえば野球だった高度経済成長期にまでさかのぼるという。当時の企業戦士たちは少しでも多くの成果をあげようと励む自らの姿を、チームの勝利のため奮闘する野球選手に重ねたのではないかと話した。しかし最近ではあまり使われなくなってきている様子。こうした職場などでの言葉遣いの変化について、ライフキャリアコンサルタント・金澤美冬さんによると、色々な選択肢がある今の時代では共通の用語はできにくいし、使いにくいのではという。