国連総会に合わせてニューヨークの国連本部では24日各国首脳らが気候変動対策を話し合う会合気候サミットが開かれた。トランプ大統領が前の日に世界最大の詐欺と演説した、アメリカが出席しなかったのとは対象的に中国は習近平国家主席がビデオ演説し温室効果ガス削減量を2035年までにピーク時と比べ7~10%削減する新たな目標を発表して対策に取り組む姿勢をアピールした。今年ブラジルベレンで開かれるCOP30を控え中国の習近平国家主席がビデオ演説、110を超える国・地域首脳らが参加し石炭・石油・天然ガス消費削減に一層努力する必要について話し合った。習主席は2035年までの7~10%の削減と風力発電・太陽光発電の容量を2010年6倍以上にする、電気自動車などの新エネルギー車を新車販売の主流にするなどの目標も打ち出した。環境に優しい低炭素社会への移行は時代の流れとし新たな目標はパリ協定に則った中国の最大限の努力が反映されていると述べ、前日のトランプ大統領の再生可能エネルギーなどの概念に否定的な演説をしたことを批判して「一部の国が逆行する動きを見せているが国際社会は正しい方向性を顕示すべき」と述べた。国連総会では中国李強首相が習首席が打ち出したグローバルガバナンスイニシアチブを実現するため国連と協力したいと表明した。