昨日上皇后さまは90歳の誕生日を迎えられた。上皇后さまは今月6日にお住まいで転倒し、右大腿骨上部を骨折して手術を受けられた。今月13日に退院されている。宮内庁によると、退院後は車いすで生活し、毎日1時間以上リハビリを続けられているという。また今年は能登半島の地震と豪雨による被害に心を痛め、ご夫妻で日課の散策を控えられることもあったという。昨日は上皇后さまの誕生日を祝うため、天皇皇后両陛下と愛子さまが仙洞御所をご訪問。上皇后さまは愛子さまの大学卒業と悠仁さまの成年を喜ばれているという。上皇ご夫妻は結婚されてから65年。今年8月には出会いの地である長野・軽井沢町を訪問された。大日向開拓地や2人が出会った思い出のテニスコートなどを回られた。また上皇后さまが身につけられているブローチは婚約発表の日に上皇さまがプレゼントされたもので、上皇さまが19歳の時にスペインで「未来の伴侶へ渡そう」と購入されたものだという。上皇后さまは節目節目でこのブローチを着けてこられた。そして今年7月には「上皇夫妻の卒寿」を祝う音楽会が開かれ、両陛下と愛子さま・秋篠宮ご夫妻・佳子さまも出席された。この音楽会で演奏し、上皇后さまとは20年近く親交があるというピアニスト・小山実稚恵さんは「上皇后さまのケガを知った時はただただ驚いた。一日も早いご全快をお祈りするばかりです」などと話した。