バスケットボール女子・オリンピック世界最終予選。この試合に勝てばオリンピック出場が決まるというバスケットボール女子日本代表。カナダとの一戦に臨んだ。立ち上がりから宮崎早織、林咲希らがスピードを活かした得点を決め、馬瓜エブリンはチーム最初の3ポイントを決めた。そこに山本麻衣も続いて前半終了時では50対46でリード。日本はリードのまま迎えた勝負の第4クウォーター。相手側の高さを活かした攻撃に同点に追いつかれた。ここで宮崎はふたたびスピードで仕掛けた。日本の3点リードで残り1分。ルーズボールを拾った山本が執念でねじ込んだ。徹底してゴール下を攻めた日本。接戦を制して3大会連続での五輪出場を決めた。日本のチームコンセプトは走り勝つシューター軍団ということで、その通りのスピードを活かした勝利だった。