山梨・富士河口湖町のローソンは観光名所として人気を博していたが、観光客が密集し無理やり道路を横断する観光客が増加するなど混乱が広がったことで富士河口湖町は黒い幕を設置するなど規制を強化しているが、黒幕が設置されていない別のローソンに多くの客が集まるなど混乱が見られる。オーバーツーリズムが深刻化する中、富士河口湖町と富士吉田市は2026年にも宿泊税を導入する方針だが、その一方で富士山周辺の物件でビジネスを展開しようとする動きも広がっている。古民家を買収し、昭和レトロな家具を残しながらリノベーションする動きもある。移住して富士山のツアーガイドに転職したという千代さんは、外国人観光客への対応を周囲の宿泊施設にアドバイスするなど率先して地域の活性化を進めている。富士吉田市への移住相談は2021年度は147件だったのに比べ2023年は318件に増加しているが、千代さんは今まで観光地ではなかったところも注目されているのでしっかり整備することで伸びしろを見出したいと話している。