能登半島地震で被災し休館していた氷見市の県栽培漁業センターが復旧工事を終えきょう、およそ4か月ぶりに一般開放を再開した。氷見市にある県栽培漁業センターは、クロダイの稚魚などを育てたり一般向けに水産業を紹介したりする施設が設けられているが、能登半島地震で海水を供給する配管が壊れ、天井の鉄骨の一部が落ちるなどの被害が出て休館していた。その後、復旧工事が完了してきょう、およそ4か月ぶりに一般開放が再開し地元の小学5年生7人が見学に訪れた。子どもたちは展示用の水槽にいるクロダイを見たり、ふれあいコーナーで、クルマエビやキジハタなどに触ったりして楽しみながら学びを深めていた。センターでは施設が被災したためクロダイやクルマエビなどは滑川市にある県などの施設に避難させていたということだが今回、センターに戻して飼育を再開した。県栽培漁業センターの入場は無料で大型連休後半の来月3日から6日も開館するという。
住所: 富山県氷見市姿15-1