48年ぶりに五輪自力出場を果たしたバスケットボール男子日本代表は、去年8月のW杯で20点差で完敗した世界ランキング5位のオーストラリア代表と週末、2連戦を行った。おととい行われた初戦では、キャプテン・富樫勇樹選手が残り3秒でハーフコートからスリーポイントシュートを決めたが、日本は1点差で敗れた。おとといの試合結果は、オーストラリア90−89日本。しかし、確かな進化を見せた日本だった。きのう行われた第2戦には、特別ゲストとして渡邊雄太選手が登場。渡邊雄太選手は昨シーズンまで所属したNBAの規定でこの試合には出場できないが、日本の勝利を信じて見守る。日本は第1クオーター、きのう29歳の誕生日を迎えたジョシュ・ホーキンソン選手がブロックしたボールを富永啓生選手が受けて、体勢が整わない状態からスリーポイントシュートを決める。今度は、河村勇輝選手とジョシュ・ホーキンソン選手が息の合ったプレーを見せる。残り30秒をきって3点差にせまり、95-95の同点に追いついた。試合は引き分けで終了した。