経済界が警鐘を鳴らす、止まらない円安。原料を輸入に頼る製造業などを中心に圧迫している。先月のマイナス金利の解除で円高に触れることが期待されていたが、逆に円安が進む事態に。伝家の宝刀ともいわれる為替介入は今後あるのか。野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英氏「G20が終わり早ければ今週末にも介入という可能性は出てくると思う。為替介入はすごく影響力があるわけではない。ただ一昨年の為替介入でも時間稼ぎは出来た」。日本商工会議所の小林健会頭は「今の円安は非常に困る、他国との協調介入を含めて考えてもらいたい」と警鐘を鳴らす。