東京都議会はきょう本会議で代表質問が行われ、自民党や都民ファーストの会、公明党、共産党、それに立憲民主党の5つの会派が臨んだ。この中で東京都・小池知事は、都が検討を進めるカスハラを防ぐための全国初となる条例の在り方についてただされたのに対し「様々な現場でカスハラ被害が深刻化している。効果のあるルール作りを進めていかなければならない」と述べた。そのうえで「条例に加え実効性を高めるためのガイドラインなどを策定し、SNS上のひぼう中傷などを含む幅広いハラスメントへの対応策を進めていく考え」を示した。一方、小池知事が公表しているエジプト・カイロ大学卒業という学歴の信ぴょう性に関して問われたのに対し、小池知事は「議会をはじめさまざまな場面で伝えてきた。卒業を証明する書類などもすでに公けにしている。カイロ大学が卒業を認めていることは承知のとおり」と述べた。