日中韓首脳会議が約4年半ぶりに開かれる。日中関係の懸念。中国で2014年に反スパイ法が施行され相次ぐ日本人の拘束。2023年8月、東京電力・福島第一原発の処理水の海洋放出で日本産水産物の輸入を停止。11月、日中首脳会談で戦略的互恵関係の推進。新たな時代の関係を切り拓いていくための意思疎通で一致。今回調整されている日中首脳会談で戦略的互恵関係の推進など確認。日本産水産物の輸入停止措置の撤廃など日本の立場を伝える。台湾めぐる問題を対話で平和的解決を求める。学習院大学教授・江藤名保子は「台湾問題は双方が主張を言い合う形で平行線。実務的技術的問題でどこまで互いが折り合えるのか」、東京大学准教授・佐橋亮は「日中関係は冷え込んだまま来ている。背景に中国が日本を見る目が冷めてきている。米国大統領選挙の結果など大きなことがないと中国は動いてこない」、元駐米大使・杉山晋輔は「中国を責任あるより良いパートナーとして国際社会が巻き込む努力の一つの象徴になる」、慶應義塾大学教授・西野純也は「日中韓の協力は韓国はかねてから力を入れている」、筑波大学助教・毛利亜紀は「中国は継続的に海洋強国をつくることで南シナ海でフィリピンに圧力をかけ続けている。米国の足元を見ている」とスタジオコメント。岸田総理、英国、ウクライナ、イスラエル、北朝鮮、ロシア、イランに言及。