政治資金規正法をめぐり、自民党の案について公明党の山口那津男代表は自民党の修正案にそのまま賛同することはできず、政治資金の透明性を高めるべきだと意見している。これまで施工3年後の見直し規定を盛り込むことで自民党案に賛成すると見られてきた公明党だが、国民民主党の玉木雄一郎代表が「同じ穴のムジナと言われても仕方がない」などと厳しく批判したこともある。また、きのうは岸田総理呼びかけの幹部による会談が行われ、公明党の協力を確実なものにするため公明党の提案を受け入れる方針とみられていたが、幹部による会談で公明党の案を受け入れることは見送りとなっていた。自民党は改善の余地があるとしていたものの、この混乱を受け自民党はあすの改正案の衆議院通過を見送る方針。