違法な荷物を水際で食い止める横浜税関川崎外郵出張所の裏側を調査した。ここには船便の国際郵便物が100%集められ、船便以外と合わせて1日に約20万点が届くそう。税関検査場では不正薬物やコピー商品など違法な荷物を全てチェックしていて、その方法はX線画像を参考に検査が必要か否かを人の目で仕分けているそう。ここでさらなるチェックが必要とされた郵便物は開披検査といって郵便物を開封して検査するそう。横浜税関では2020年からの3年間で約2.2tの不正薬物を押収しているそう。今回は特別に開披検査の裏側の独自取材を行った。まず検査官が睨んだのはアメリカから届いた荷物で、チョコレート菓子の形が変形していることから中身がすり替えられている可能性があると判断した。そして特殊な布で袋を拭き取り微粒子をチェックすると不正薬物の反応が出た。この後は別部署で詳しい検査を行い、事件性がある場合は担当部門に通報して調査を行うとのこと。
続いてはカナダから届いた郵便物で、中からは透明な袋に入った黒い物体が出てきた。税関職員によるとこれはおそらくマジックマッシュルームの胞子プリントだろうとのことだった。マジックマッシュルームとは麻薬成分が含まれるきのこ類の俗称で、日本では2002年から麻薬原料植物として規制されている。続いてもカナダから届いた荷物で、X線画像から中に薬物が入っている可能性があるという。開封すると大量のクリスマスプレゼントが入っていたが、その中に怪しげな乳液のようなものを発見したため特殊な布で拭き取って成分を検査したところ問題なしとの結果だった。続いては東南アジアから来た荷物で、中にはエビのにおいがする液体ボトルが10本以上入っていた。漂う強烈なにおいに念のため特殊な布で拭いて詳しい検査を行うと問題なしとの結果だった。普通ならここで検査終了だが、さらに別の検査装置で追加検査を行うと3回の検査の内1回で不正薬物の反応が出た。こういった妥協を許さない姿勢が密輸阻止につながるそう。続いてはアメリカからワシントン条約で規制されているアメリカニンジンが届いた。これらの規制品はその後名宛人に正規の証明書を持っているかの確認などを行うとのこと。
続いてはカナダから届いた郵便物で、中からは透明な袋に入った黒い物体が出てきた。税関職員によるとこれはおそらくマジックマッシュルームの胞子プリントだろうとのことだった。マジックマッシュルームとは麻薬成分が含まれるきのこ類の俗称で、日本では2002年から麻薬原料植物として規制されている。続いてもカナダから届いた荷物で、X線画像から中に薬物が入っている可能性があるという。開封すると大量のクリスマスプレゼントが入っていたが、その中に怪しげな乳液のようなものを発見したため特殊な布で拭き取って成分を検査したところ問題なしとの結果だった。続いては東南アジアから来た荷物で、中にはエビのにおいがする液体ボトルが10本以上入っていた。漂う強烈なにおいに念のため特殊な布で拭いて詳しい検査を行うと問題なしとの結果だった。普通ならここで検査終了だが、さらに別の検査装置で追加検査を行うと3回の検査の内1回で不正薬物の反応が出た。こういった妥協を許さない姿勢が密輸阻止につながるそう。続いてはアメリカからワシントン条約で規制されているアメリカニンジンが届いた。これらの規制品はその後名宛人に正規の証明書を持っているかの確認などを行うとのこと。