東京・八王子の霊園には2005年に建立された「原爆被害者の墓」と呼ばれる共同の墓があり、被爆者とその家族63人の遺骨などが納められている。東京の被爆者団体「東友会」の有志でつくる保存会が毎年追悼集会を開催してきたが、参加者の高齢化や減少から今年が最後の開催となった。きのうは被爆者など約20人が参加し全員で黙祷を捧げた後、今年94歳で亡くなった広島の被爆者の遺骨を新たに納めた。保存会は今後も納骨の希望があれば受け入れるという。
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