東京都足立区。再建築不可、法改正で八方塞がりの空き家がある。駅から300m。路地の先にある2軒の木造家屋の空き家。ベランダの屋根は劣化している。右側は2年前にボヤがあり中が焼けてしまったとのこと。今は住めない状態だ。左側の家屋は10年前から空き家状態。建築ができない場所になっているという。再建築可能な場所は道路の幅が4m以上の道路に土地が2m以上接している必要がある。この空き家は、建築基準法で定められた道路ではないため再建築ができない。これまでリフォームは申請なしで壁や床など大規模な修繕ができたが、4月に建築基準法の改正があり、できなくなったという。自治体により申請要件が異なる場合がある。リフォームできなくなり、放置される空き家が増える可能性がある。なぜ法改正が行われたのか。