南海トラフ巨大地震では復興に5年で161兆円が投じられるという試算もある。南三陸町の元町長、佐藤仁氏は災害に見舞われる前に時間をかけ、復興方針を議論しておく「事前復興」を提言する。佐藤尚美さんは石巻市で復興まちづくりに携わるなか、高台移転でできた町、防潮堤を見るたび、復興をめぐる選択は正しかったのか自らに問い続けている。愛媛・愛南町では南海トラフ巨大地震で最大16.2mの津波が発生から35分後に到達すると想定されている。事前復興計画を来年度末までに策定しようとしていて、既存の施設を有効活用し、復興後も持続可能な町にしていきたいという。東大の加藤教授は「平時のまちづくりのなかに復興まちづくりのエッセンスを入れておくことが重要」と話す。土肥温泉では避難タワーが作られたが、平時では夕日が見える展望レストランが営業。観光客を呼び込みつつ、有事の際には住民、観光客に安全を提供する。
愛南町の高校では年齢、職業が異なる家族の一員となることを想定し、生徒たちは事前復興などを熟議する。議論は百出し、生徒たちは1つの意見にまとめることの難しさを体験する。石巻市の佐藤尚美さんは「見たい未来をつくるというところに視点を向けると、同じ復興でも希望、夢だったり考えられるのかなと思う」と語った。
愛南町の高校では年齢、職業が異なる家族の一員となることを想定し、生徒たちは事前復興などを熟議する。議論は百出し、生徒たちは1つの意見にまとめることの難しさを体験する。石巻市の佐藤尚美さんは「見たい未来をつくるというところに視点を向けると、同じ復興でも希望、夢だったり考えられるのかなと思う」と語った。
