ことしに入って震度5弱以上の地震はすでに22回発生。防災への意識が高まる中、贈る防災という考え方がある。都内にある会社では防災グッズ専門のカタログギフトを扱っている。災害時には助けを呼ぶことができる笛はふだん、アクセサリーとして楽しむことができる。家庭用の白い消火器は暮らしに溶け込みやすいシンプルなデザインが特徴。最近のキャンプブームでコンパクトなストーブや、空気で膨らむライトなどアウトドアで使える商品も人気だという。防災ギフト「LIFE GIFT」の価格はおよそ1万4000円。贈られた人は15種類の防災グッズから、好きなものを選べる。ことし1月からこれまでの売り上げは、去年と比べおよそ2倍で地震が頻発していることが影響したという。カタログギフトを扱う会社・泉勇作代表は「ギフトを通して防災のきっかけを皆さんに広げたいポジティブな気持ちで防災に接してほしい」と話した。