先週火曜日から千葉県で多発している地震。きのうまでに震度1以上を観測したのは計32回。さらに先週木曜日から3日間連続で最大震度4を観測している。地震が相次ぎ不安な日々を過ごす千葉市民。年始の能登半島地震もあり防災意識は高まっているようだが、なぜ今千葉県で地震が相次いでいるのか。そしていつまで続くのか。実は1996年以降過去6回2~6年あまりの間隔で地震活動が活発になった千葉県東方沖。このとき同時に観測されたのが今回も確認された「ゆっくりすべり」という地殻変動。地震のメカニズムは海側のプレートが沈み込むことで陸側のプレートが引きずり込まれひずみが蓄積。これが限界に達すると断層が急激にずれることで陸地での揺れや津波が発生するのだが、ゆっくりすべりは数日から数年かけて断層がずれるため揺れは発生しない。ただこのゆっくりすべりが今回の千葉県で相次ぐ地震を誘発している可能性があるという。地震調査委員会によると今回のゆっくりすべりは先月28日までの3日間で最大2cmとし、最後に「南関東で相模トラフから沈み込む沈み込みに伴う地震活動としていわゆるマグニチュード7クラスの地震が「30年以内に70%の確率で起きる」とみなさんがお記憶のもので、今回の地震活動で非常に強い揺れが直ちに起きるとは思っていないが改めて思い出して注意をしていただきたい。」と注意喚起をした。
住所: 千葉県成田市古込字古込1-1
URL: http://www.narita-airport.jp/jp/
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