ロシアでは明日、ナチスドイツに勝った日を祝う戦勝記念日。今回の主賓は中国。首脳会談が先程行われ、両国は関係の親密さを再確認していた。習近平国家主席が訪問となると、戦時下のモスクワでは防衛体制にジレンマを抱えている。両首脳は去年10月以来の対面となる。友好国首脳の出席数はいつもの3倍ほど多い見込み。現在、トランプ大統領がヨーロッパ諸国との間に軋轢を生んでいるさなか。中露にとっては結束を強める大きな好機。明日行われるパレードには、中国人民解放軍も参加する。ウクライナ軍のドローン攻撃は続いるが、習主席の訪問前日には524機を迎撃したとロシア軍が発表した。BBCは7日、モスクワの3空港が6日夜から計110便が欠航と報道。ロシアは一方的に停戦を宣言するもミサイル攻撃を継続している。