東京・文京区の1964年竣工の「川口アパートメント」が紹介された。当時1700坪のマンションで、竣工費は約8億円だといわれている。「川口アパートメント」はテレビ取材NGだが、今回は内部大公開。入口で出迎えてくれるのは、24時間常駐のフロントスタッフ。郵便はフロントスタッフが一括で預かったあと振り分けている。そして川口松太郎の書が飾られている。1つ目のポイントは、8の字型の構造を活かした開放感抜群の2つの中庭とのこと。当時は、屋外プールが設備されていたのだそう。2つ目のポイントは、竣工当時から変わらない案内サインやフロアガイド。さらに、かつては住み込みのお手伝いさんが在籍していて、専用の部屋が竣工当時のまま現存している。現在は、トランクルームとして使用されている。今回住民の芹沢さんが、特別に部屋を見せてくれる。玄関から豪華絢爛な装飾品が出迎えてくれた。部屋のなかに進むと、豪華な家具で溢れる約20畳のリビングがあった。庭付きの部屋には、河口家が植えた木がある。