「審議のまとめ」に現役教諭は「上乗せ分の引き上げだけでは長時間労働の解消には繋がらない」と訴えた。教員を志望する大学生は今回のまとめについて「本気で教員の労働環境を改善する気がないのかなと受け取って教員志望を諦める選択になると思う」とコメント。中教審の特別部隊から審議結果を受け取った、盛山分部科学大臣は「教師を取り巻く環境は文部科学省とっても最重要課題のひとつ」などと述べている。専門家は今回のまとめについて「文部科学省が今やれる事は書き込まれた印象」だとした上で、長時間労働の解消に向けては「文部科学省が審議のまとめを受け取ったあと具体的な工程表を作って社会に示す責任がある」などと話している。