離党勧告を受けた2人のうち、塩谷氏は処分を不服として再審査請求を検討している。自民党をすでに離党した世耕氏について小池記者は、以前から総理総裁を目指すために衆議院に転身したいと考えを示していたとした上で、離島したうえで一切の縛りがなくなり衆議院転身を含め自由に活動できるようになったのではと見ている。次の衆院選に出馬する場合、自民党の重鎮の後継者候補と衝突する可能性があるという。これまで和歌山県の衆院小選挙区は3区あったが、10増10減で2区になるため、2区の石田真敏氏は比例にまわり、新2区は二階が出るはずだったが引退を表明したため、後継者と世耕氏が争うという見方が強くあるという。二階氏の後継者について、ある県連幹部が「公募はするが二階さんの息子が選ばれるだろう」と話したと報じている。日本大学の岩井教授は、自民党からすれば最終的に自分たちの議席になればいいため、世耕氏が無所属で出馬したとしても選挙に勝てば復党ということはあり得るという。田中さんは、先週自民党から処分が出されたが、真相究明がなされてないなかで処分が出されたということで、国民のもやもや感や絶望感に繋がってるなどと述べた。政治不信が全く払拭されていないので、全く幕引きにはなっていない状況だとした。