今回の舞台は東京駅八重洲南口から徒歩1分にある「東京ステーションインターナショナルクリニック」である。日本人はもちろん英語・中国語も対応可能で、外国人の緊急事態に年中無休で対応している。田陽院長は「総合診療科である程度のことは初期対応できる」などと話した。午前11時にドイツから観光で来日したという男性は1週間ほど体の不調が続いているという。ドラッグストアで市販薬を使ったが、完治せずにやってきたとのこと。男性は逆流性食道炎と診断され、ストレスや食生活の乱れなどが原因である。男性は思い当たる節があり「ラーメンを食べた」と話した。世界中で注目されている日本のラーメンは寿司よりも人気が高く、豊富なバリエーションでハマる外国人が多い。男性は来日前から体調が悪かったものの、無理やりラーメンを食べ歩きしたことで悪化したという。午後2時半にはアメリカから来日した夫婦は「風邪」と診断され特に症状が多く、日本の寒暖差が激しいのが原因だという。どうしても行きたい場所として新宿にある「ゴジラ」や「テルマー湯」が紹介された。中でもテルマー湯は手軽に温泉を楽しめると話題になり、こぞって外国人が来るようになったという。イタリアから来た女性は日本食を爆食するも発疹の症状があり、この日のランチはエビ天そばを食べたという。女性はエビアレルギーと診断され「エビ天」を楽しみにしていたとのこと。外国人が駆け込む断らない診療所は日本を楽しむ外国人の健康を影で支えている。