南京観光などを推奨し愛国心向上の狙いがある。きょうも日中戦争で激しい戦闘の舞台となった観光地を訪れる人々の姿が見られた。今年は南京事件を題材とした映画も公開され、大ヒットとなった。映画を見た人は「日本人のことをより憎く思いました 残酷すぎます」と話していた。今月8日には、中国・王毅外相がドイツの外相と会談した際、「ドイツと比べ日本は戦後80年を経た現在も侵略の歴史を徹底して反省していない」と日本を強く批判。そしてきょう、中国外務省報道官は「南京大虐殺は日本の軍国主義が犯した残酷行為であり、その罪の証拠は揺るぎないものだ」などと述べた。あす迎える南京事件の火。日本大使館は、最近の日中関係をめぐる報道等を踏まえ特に注意する必要があるとして注意を呼びかけている。南京市で日本料理店を営む中国人男性は、処理水問題のときは影響が大きかったと言うが、いまのところ変化はないという。高市首相の発言から約1か月、日中両国の関係に改善に糸口は見えていない。
