栃木・日光の世界遺産として知ら得れる輪王寺では4月2日に強飯式という行事が行われる。大名に扮した信者に山伏姿の僧侶たちが山盛りのご飯を差し出し「残さず平らげよ」と声を上げ、大名たちは恐れをなしてご飯を頭の上に掲げて許しを請うものとなっている。山伏の修行として始まり江戸時代にはいばっている大名にご飯を無理やり食べさせて苦しめたとの言い伝えがあり、狂言にも通じるやり取りとなっているが、1200年この行事は続いているのだという。
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