“名将”エディージョーンズヘッドコーチの復帰について、日本代表の司令塔でキック成功率95%の松田力也(30歳)は「超速ラグビーを掲げられて、その意味であったり可能性をたくさん示してくれる。楽しみでやりがいのあるラグビーになる」と語った。新生“エディージャパン”が掲げるコンセプト「超速ラグビー」とは…。これまで日本は、海外の選手と比べて体格が劣る分、スピードを生かしたラグビーをみせてきた。そして今回は、そのスピードをさらにアップし、単純なプレーのスピードだけではなく、相手の息が整う前にプレーを再開させるなど、あらゆる局面で超スピーディーに攻撃することが「超速ラグビー」。松田力也は「判断のスピード、スキルのスピード、たくさんのところで勝負していかないといけない。仕掛け方、ボールのもらい方も全然違うので、そこをしっかりコミットしてやっていきたい」、W杯2大会連続出場の坂手淳史(30歳)は「すごくおもしろい。今までいろんなアタックやっているが、すごく速い」、W杯4大会連続出場のリーチマイケル(35歳)は「ボールをとにかく止めない。世界一おもしろいラグビーができる」と語った。この「超速ラグビー」が見られるのは、エディージョーンズコーチの復帰後初めての試合となるイングランド戦。松田力也は「1個1個のプレーを大事にしたい。一瞬一瞬のチャンスを逃さずに超速ラグビーで勝ちたい」と語った。国立競技場で行われるイングランド戦は、今週土曜日午後2時半から日本テレビ系で生中継する。