続投か退陣か、一部報道で“退陣へ”と号外が出るなど、石破総理の進退をめぐる動きがあわただしくなっている。きのう麻生太郎最高顧問、菅義偉副総裁、岸田文雄前総理と異例の会談を行った石破総理だが会談後、退陣報道を否定した。放送作家・野々村友紀子は「この局面で、あのメンバーで集まって一切出なかったということは考えられない」、弁護士・橋下徹は「又聞きで聞いたが号外は先走った。4人の参加者の中である人が“やっぱり辞めてもらわないと困る”という発言があったことは間違いない」、医師・丸田佳奈は「今回の選挙でぼろ負けしたという国民の意思は示されているわけだから、そこの対してどういう風に自民党が動いていかなければいけないのかを考えても、上の言うとおりに退陣しただけではなく、自民党としてどう変わっていくのかを示していかないといけない」、政治アナリスト・伊藤惇夫は「最終的に辞めるとしてもいつ頃になるのかが1つポイントになってくる」、フリーアナウンサー・中川安奈は「どういうモチベーションで今いるのかなと思う」などとスタジオでコメント。菅副総裁はきのうの会談で党の分裂に危機感を示し、麻生最高顧問は「石破自民党では選挙に勝てないことが明らかになった。対応をすべきだ」と話していたという。一方、石破総理は会談後、周囲に対し「古い自民党には戻したくない。野党に頭を下げて予算や法律を成立させられる人が他にいるのか」などと話していたという。
URL: https://hoshuto.jp/