春闘が事実上スタートした。賃上げの勢いを維持できるかやデフレからの完全脱却につなげられるかが焦点。経団連の十倉会長、連合の芳野会長は共に賃上げを強く呼びかけた。アンケートでデフレを脱却したと回答した大手生活用品メーカーは理由のひとつに深刻な人手不足を背景にした賃金上昇。一方、中小企業にとって人件費の価格転嫁は簡単ではない。専門家は「賃金も物価も上がるのが当たり前という空気感が醸成されていくことが大事」とした。
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