トランプ大統領が日米関税交渉への不満を露わにした。日本はいま相互関税24%と自動車関税25%という2つの壁に直面している。これまで赤沢大臣が7回交渉を行い関税引き下げを要求してきたが日米の隔たりは埋まらず。トランプ大統領からは「日本には30%か35%か、我々が決定する関税を支払ってもらう」という発言も。これに対し日本商工会議所の小林健会頭は「馬鹿にした交渉のやり方だ」などとコメント。政府関係者も予想外だと頭を抱えている。自動車部品メーカーも翻弄され続けている。売上の2割近くがアメリカ向けの輸出だというメーカー「テイン」にとっては、関税の上乗せは大ダメージになる。当初は優先交渉権を得たとみていた日本だが、一時停止されている相互関税の停止期限は来週9日に迫っている。石破総理はきょう「関税よりも投資ということで国益を守り抜く」などと発言。