矢嶋康次さんのプロの眼「設備投資作りたくても作れない」。先月27日政府と経団連が会合を開いた。矢嶋さんは「今後の目標を掲げ2030年度に135兆円、40年度に200兆円という新たな目標があって政府もそれに協力する。株式の一大テーマになっているデータセンターものすごく伸びている。民間が設備投資の計画を立て実績というのは下回るというのが常だがコロナの後からその額がすごく増え始めている。人手不足とか資源高で実績が追いつかれなくて計画倒れになっている。地材とか機械はかなり伸びているのが足元で建設が伸びなくなってきている。建設業は5倍超と過去の人手不足、それから時間外の労働規制の影響が色濃くかなり出始めている。建設業で手持ち工事高が積み上がりまくっている状況。労働時間を削るという流れになってきているが時間を削るというのとやりたい人というのの両立ができるような緩和が制度として必要なのではないか。海外の投資をやる日本企業はどんどんどんどん増えると思うが国内投資を増やさないと結局雇用が増えないので何としてもやっぱりやらないといけないと思う」などと話した。