自動車や電機など主要製造業の労働組合が加盟する金属労協は2025年の春季労使交渉で賃金を一律に引き上げるベアの要求額を月1万2000円以上とする方針を固めた。約4%の引き上げに相当する。金属労協は自動車総連、電機連合など5つの3別労組で構成され組合員はおよそ200万人。昨日開かれた幹部会議で要求水準を取りまとめた。過去最高だった2024年交渉を上回り物価高騰が続く中、高い水準の要求額が必要と判断。ベア要求は12年連続となり来月3日に開く協議委員会で正式に決定する。(日経電子版)
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