アフリカでは、アニメや漫画、ドラマなどのコンテンツビジネスについて、ネットやスマホの普及とともに今後の成長が期待されている。現地の最新事情を取材した。南アフリカで開かれたコンテンツ産業の大規模な見本市「コミコンアフリカ」には、各国からおよそ350の企業や団体が出展。動画配信大手なども参加し、最新のドラマやビデオゲームなどを紹介している。会場には日本のアニメや漫画に関連したブースも。日本のアニメ市場は成長を続け、この10年でおよそ2倍に拡大。全体のほぼ半分を海外市場が占めている。しかし、日本の企業が契約した作品数を見ると、欧米やアジアなどで300を超える国が多い一方、アフリカでは大半の国が50未満。未開拓の市場としての将来性が期待されている。アフリカでは人口増加が続き、2050年には世界の4分の1を占めるという推計もある。パソコンやスマホでアニメなどを視聴する機会が増えていることも追い風。
こうした中、アフリカ発のアニメを手がける動きも進んでいる。南アフリカ・ケープタウンにある制作会社では、2007年からCGを使ったアニメ制作を開始。アフリカの人々を主人公に、現地の文化や風景を取り入れたストーリーが特徴で、国際的な賞を獲得したこともある。会社が採用するのは、ほとんどがアフリカ出身のアニメーターたち。コンテストを行って、才能ある若者たちを集めている。アフリカのアニメ制作会社では、アニメーターを目指す若者たちに無料で教材となる動画を公開する取り組みも行っている。
こうした中、アフリカ発のアニメを手がける動きも進んでいる。南アフリカ・ケープタウンにある制作会社では、2007年からCGを使ったアニメ制作を開始。アフリカの人々を主人公に、現地の文化や風景を取り入れたストーリーが特徴で、国際的な賞を獲得したこともある。会社が採用するのは、ほとんどがアフリカ出身のアニメーターたち。コンテストを行って、才能ある若者たちを集めている。アフリカのアニメ制作会社では、アニメーターを目指す若者たちに無料で教材となる動画を公開する取り組みも行っている。