前日から306円値を上げ、3万7934円で取引を終えた昨日の日経平均株価。日銀が金融政策を現状維持としたことで円安が進むと、株価も上昇。上げ幅が一時460円を超えて3万8000円台まで回復する場面もあり、2営業ぶりの値上がりとなった。三井住友DSアセットマネジメント・市川雅浩氏は「緩和的な環境がしばらく続きそうだという安心感が広がったのではないか」などと話した。円安が続いた場合の株価に与える影響について市川氏は「短期的に非常に大きく円安が進むようなら、政府日銀の介入も十分考えられる。円高という材料だけを考えると日経平均はには重しになってしまうので、円相場をにらみながら日経平均もやや不安定な動きが続く」などと話した。