財務省はこの日、4月下旬から5月にかけて政府日銀が行った円買いドル売りの為替介入の金額について公表。月間ベースで過去最大の9兆7885億円だったことが分かった。4月29日には円相場が34年ぶりに160円をつけたあと、一気に円高が進行。5月2日にも157円台半ばから急速に円高に触れ、政府日銀が為替介入を繰り返したとみられていた。為替介入はおよそ6兆円を投じた2022年10月以来。円安傾向はその後も続いている。寺島実郎さんは「技術を錬磨して、産業を強くしていくという原点に返って日本の再生をかけた方向に進みださなきゃいけないということを語っているのだと認識すべき」とスタジオコメント。