6月のPMIについて森田さんは「主要国全体で50を超えてきているところが多くて世界経済の回復を示しているデータではあるが、先月までに関してはアメリカのISM製造業指数が2か月連続で低下して数字も40台となっていて、英国もPMIは50台だがちょっと報告が違っていて、ISMの数値を見てアメリカの経済が減速懸念が出てきているので、きょうのデータで実際どうなのか。そしてちょっと乖離したアメリカのトレンドが今後戻ってくるかどうかを確認したい。後は日本やヨーロッパは持続的に回復してきているので、これが続いているのかどうかも確認したい」などと話した。5月の全国消費者物価指数について市川さんは「総合指数は前年比2.9%上昇ということで4月の2.5から伸びが加速する見通しとなっている。生鮮品を除く指数を見ると予想が2.6%ということでこちらも4月から加速する見込み。ただ生鮮品とエネルギーを除く指数を見てみると2.2%となっており、4月の2.4から落ち着く見通し。今回はエネルギー価格の上昇が物価の押し上げ要因になりそうかなと思う」などと話した。