剣崎さんは日銀の次の利上げ時期について「私は今年12月に行われると予想している。7月の利上げで円高が進んで株が急落した。ただこれはその前の為替介入があったことと6月のアメリカのCPIが下振れた。それから7月の雇用統計の下振れに伴うアメリカの景気後退懸念によって円高株安が増幅されたと見ている。12月に利上げをしても必ずしも円高株安が進まない可能性には注意が必要。」、松波さんは減益率が縮小したことについて「そもそも期初時点の2%減の純利益予想が悲観的すぎる思う。過去期初時点の純利益予想が慎重だった年を抜き出すと中間決算に向けて上方修正されていく。株価はこれに歩調を合わせて戻ったのが過去のパターンなので、今回も過去のパターンを踏襲するのであれば年末高の見通しでいいのでは。」などと述べた。