昨日の東京市場では1ドル=159円台前半まで円安が進んだが、その後円を買う動きが一気に強まって数分間で2円近く円高になる場面があった。さらに日本時間今日未明のニューヨーク市場で1ドル=155円台半ばをつけ、急激に円高ドル安が進んだ。衆議院選挙に向けて与野党から消費税減税を巡る主張が相次ぐ中、日本の財政悪化への懸念などを背景に円が売られていたが、反対の値動きになった。市場では日米の当局が市場介入の準備とも捉えられるレートチェックを揃って実施したのではないかという見方が広がっている。片山財務相は昨日市場介入の有無を問われたのに対し「緊張感を持って見守っている」と述べるにとどめたが、日米協調による介入への警戒も高まっていて、週明け以降の値動きが注目される。
